はっきり言って、青臭いです。主人公のいーちゃん。甘々、激甘!『ヨユ~じゃん。』って感じで読んでたら…。ダメでした。がつん!とキます。<BR>お話は…救いがないです。もうその一言という感じ。『青春エンタ』と後書にありますが、全くその通り。主人公が青臭くて、甘くて、愛しくて…。<BR>青春まっ只中の方はもちろん、(私のような)オバさん、オジさんにも、是非読んで頂きたい一冊です。
前作の「春日井春日」さんも登場し、ストーリーは<BR>最初から飛ばした会話などがあって面白かったです。<BR>ただ、新登場人物よりも今までの登場人物(レギュラー陣)の方が<BR>よほど個性的で魅力的でしたので、匂宮兄妹については・・・普通という印象。<P>いーちゃんが、段々と心も身体も限界に近づいているほど追い詰められます。<P>友ちゃんはあまり登場しないにもかかわらず、闇の部分をのぞかせてますし・・・<P>今回は、今までのシリーズ中で一番“誰もが救われない”と思いました。<BR>でも次回作も読みます。
今回ははっきり言って、ミステリ小説といえるものじゃないのではないか?と思った。うまく言えないのだが、ただ主人公たちの話を読ませたいんだというのか…トリックとかは二の次みたいな感が否めない。これは「クビツリハイスクール」からの作品でも言えるのだが。<P> しかし、いーちゃんに変化があったのは、やはり読んでいて嬉しかった。最後まで見届けて、彼がどうなるのかを知りたいと思う。