決めゼリフとも言える「零崎を始めます」がなんか格好いい。シンプルだけどなんか良い。最近友達にそう言ったら同じ本を読んでいたらしく、怖がられ、「大鋏で俺を切るのか?」と聞かれた。<BR>と言った感じの本です。<BR>アクションがかなり多いですね。<BR>最後のほうはクビシメロマンチストを読んでいないとちょっと理解不能かも。<BR>でもクビシメを読むにはクビキリを読まないと………<BR>とにかくこの番外編を読むからにはシリーズ全部を読む気でないといけません。<BR>私は殆ど読みました。(金がかかってます)
「戯事」シリーズの番外編にあたる作品でタイトルのように零崎一賊が話の中心。<BR> 本編では、(形の上で)謎解きを用いた「本格」の形をとっているわけだが、この作品に関してはそのようなものは存在しない。「殺人鬼」一賊の一人である零崎双識と、殺人鬼になりかかっている少女・伊織を中心として、戦闘・殺戮のシーンの連続となる。そういう描写だけに、読む人は選ぶだろうが、個人的には、本編の強引とも言える謎解きよりも、こちらの方がストレートで好きだ。<BR>本編で出てきた人物・キーワードなどが多数出ているので、シリーズを読んでいた方が良いのは確かだが。
今回は待ちに待った新刊ということで、予約して買ってしまいました。ネットで公開していたせいか、購入する人は少ないかもしれませんが、今回はそれを狙ってかCD-ROMがついているのでネットで読んでいなかった私にはかなりのお得満載です。<P> いつもながら遊びのある内容、本の装丁に今回もウキウキしながら読み進められました。一度ネットで読んだ人でも竹さんの挿絵や、文章の見た目の違いによって新しい発見が出来ること請け合いです。<P> 星4つにしたのは、何事にも頂点は無いという期待をこめてのことからです。