戯言シリーズ最終章。<BR>維新さんファンなら読まずにはいられない1作です!!<BR>相変わらずの量なのに、サクサクと、あと少し、あと少し、って読んでいるうちに全部読んじゃった!!っていうついつい読ませてしまう文章力はスゴイです。<BR>「世界の終わり」、そして「物語の終わり」に向けて加速を続けるこの作品。終わってしまうのはとても寂しいけれど、中・下巻の刊行が楽しみです。<BR>あなたも物語が終わってしまう前に維新を体感してみては?
もちろん、手にしたその日に読了しました。<BR>ネコソギラジカルは上・中・下の三部作なのです。<BR>したがって、起承転結でいうところの起と承の始めからなかほどまでが内容になってきます。反論あると思いますが、物語は大抵、『転』と『詰』がおもしろい。だから、普通の上下巻などは上の評価をするときは、『下への期待をこめて』評価を高くするものです。<BR>しかし、この作品に五つ星を出すのに『下への期待をこめて』なんて言葉は必要ありません!<BR>シリーズ全てを通しての起承転結の転と結に値するこの作品は、物凄いです。<BR>では、つたない言葉しか遣えませんが、少しだけ。<BR>まず、いままで名前しか出ていなかったキャラクターや、ちょい役としかされていなかったキャラクターが次々とその本性を現していき、さらにいーちゃんさえも変っていきます。ちなみにバトル多め。<BR>一巻から、忘れられていたキャラクター、もしくは忘れられなかったキャラクターが次々と名乗りを上げて物語に参加していくので、読者としては感無量です。速く続きが読みたくてうずうずします。<BR>うまくまとめられませんでしたが、これくらいで^^;<BR>最後に一つ。登場人物紹介欄は絶対に見ておきましょう。<BR>最初に驚愕して、次に笑って、最後に感動します(笑)
まず初めに圧巻なのは、扉右の人物紹介欄に記載されたキャラクターの膨大さだろう。<BR>これまでに名前だけ登場していた人物なども含め、そろい踏みのリストには、いよいよ物語が加速し、収束し、終息する気配を感じさせてくれる。<BR>今までのシリーズと比べても、ミステリ感覚はかなり薄い。いーちゃんの戯れ言の本領発揮もまだこれからの気配だ。<BR>だが、戯言シリーズの世界とキャラクターに魅せられている人ならば、必ずやこの豪華すぎる競演にして饗宴を気に入るはずだ。<P>最後に。<BR>闇口崩子ファンなら星+1。