読ませる、のは確か。今回も。<BR>あとがきに「前巻がこうで今巻はこうで」という記述があって、<BR>ああ、そうかそうか。とは思うけど、<BR>ああ、そうかそうか、で納得出来る、かな…。<BR>これどうですかね?<BR>ホントに星五つ付く?<BR>前巻を読んで「あれ?」と思った方、今回もそうだったんじゃない?<P>や、そんなに面白く無かったぞ、これ。
いい意味で読者を裏切る展開を見せた中巻だと思います<BR>予想はしていなかった展開が続きました<BR>正直昨年の三巻連続発売がなかったことが悔やまれます<BR>完結編らしく様々なキャラが入り乱れ、ファンには嬉しい出来かと<BR>既にミステリー要素は0であり、シリーズのファン以外にはお勧めできません
作者本人が「空回りの空転」と比喩した本作からは何の意図も感じ取れません。否、只一点、「読者の読みを外す」という意図はあるかもしれませんが。<BR>とにかく本作は、《赤き征裁VS.橙なる種》というサブタイトルからは遠くかけ離れた中間地点です。三部作の中巻に盛り上がりが欠けるのは仕方がないのでしょうが、それを差し引いても面白みが無いような。<BR>さて《終結》に向かう戯言シリーズ。ベタな展開を嫌う西尾維新は、戯言シリーズは、どんな《物語の終わり》に辿りつくのでしょうか。<BR>期待の意味もこめて星四つ。