この本に名を連ねた人々は、自らの可能性を信じて、挫折を味わいながらひたむきに努力してきた人々である。<BR>特に田崎真也の話が印象的だ。<BR>今でこそ世界的ソムリエだが、若い頃、さしたる金もなく、フランスのワイン畑を一人くまなく歩き続け、ワインの味を体で覚えていく様は胸を打つ。<P>この本は、夢を追い続ける若者に是非読んで欲しいと思う。<P>そしてまた、後の人生を自分はどう生きるか、私自身にも問いかけている。<BR>人生は一度しかない。<BR>この本を読むと、納得のいく人生を送りたいと、改めて思う。
「職業選択」「生き方」をテーマに、すでに20年前にこんなすばらしい書籍が世の中に出回っていたなんて。<BR>これだけ、さまよって来たのになぜ、この本と出会えなかったのだろう。<BR> BSのどこかのチャンネルで「青春漂流その後」みたいなタイトルの予告をやっていたのが、この本との出会いです。<BR> もう一度装丁を今風にアレンジしたら、<BR>相当数売れると思います。<BR> 今、この本を必要としている20代~50代の「漂流者」は全国に<BR>何百万人といるのではないかと思います。<BR> これからの人生の方針を定める答が、必ず見つかります。
ありがちなサクセスストーリーではない。<BR>登場する人物はいずれも、学校では落ちこぼれだった。<BR>良い成績を取る、良い大学に入る、良い会社で働く・・・。<BR>そういった世間並みの価値ではなく、自分が本当は何をしたいかをじっくり考え、そしてそれを実行に移した人たちの話だ。<P>家具職人、サル回しの芸人、動物写真家・・・、その職業自体が珍しいが、その道のプロとなるまでの道のりも月並みでない。<BR>人生には何が大切か、それを改めて考えさせてくれた書だ。