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| 織田信長の経営塾
(
北見 昌朗
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この本は、著者が企業の現場を熟知し、人の気持ちを充分わかっているのを感じさせる。それを、信長というキャラクターに経営相談という形で、言わせているのが面白く、一段とわかりやすい。<BR>それは、大きな志(天下布武)というビジョンがあって経営の指針を適格に指導してくれるのは、目先にとらわれがちな経営に判断の方向性を教えてくれる。<P>また、経営という視点で、書かれているが、戦国時代を経営という視点で読めるのが、歴史的興味も同時に味合わさせてくれ、1粒で2度美味しい。 戦国武将や史上の歴史家たちの生き方や戦略、政策を現代の政治や経営に取り入れる書籍は今までにも何度も出版されていますが、信長の家臣団の運用法を、ここまで体系的にまとめ解析された本は無かったであろうと思う。<BR>また非常に解りやすく説明されているので企業経営を担う方はもちろん、企業経営を目指す若手の方々にも、お勧めできる本かと思います。 信長の家臣団を人事の方法に例えてあって大変わかりやすかったです。<BR>私は経営に携わっている者ではございませんが、歴史の読み物としてもわかりやすく楽しく読ませていただきました。
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