どれも、小さな輝きを持った物語たち。<BR>目立たない日常の中に隠された「奇跡」。<BR>大どんでん返しとか、あっと驚くクライマックス!というのはないけれど、<BR>だからこその優しい、心があったかくなる物語たち。<BR>読んだ後は、あたたかいお湯に浸かっているみたいな気持ちいい、いい気分。<BR>なんとなく、元気でます。
やっぱ伊坂はいい。今回も非常に楽しませてもらいました。今回は表紙からしてなんだかイメージと違うなってことで、長らく手付かずだったんですが、読み始めてみたら相変わらずの面白さで大満足できました。<BR>このチャイルドにも相変わらず魅力的で愛らしいキャラがいっぱいでてきますし、ストーリーも、表紙からくるような、ほんわかと笑ってしまうような感じで、取り扱っている問題は重いんだけど、それを伊坂流に包み込んで自己完結しちゃってるあたりはほんとうに読んでいて気持ちがいいです。<P>この人の作品は全て読んでいますが、ここまで外さない人ってのも今までいなかったんじゃないかってぐらい全作ツボにはまります。この作品に限らず、全てお勧めなんで、ぜひ読んでほしいなと思います。
この本のジャンルは一体何になるのだろう?<BR>推理小説?ドキドキというよりはわくわくしながら読んでいたと思います。そして最後にはホロリ・・となってしまう。<BR>登場する人々が全員個性的で魅力的で、あっという間に小説の中に引き込まれてしまいます。<BR>詳しい内容はぜひ読んで欲しいので、書きませんが読んで絶対に損はしないと言う事だけ保障できると思います。