志賀さんの経歴の全てが自分との戦いであったと思います。<BR>高校卒業後に就職をするときも、結婚生活も司法試験も。<P>どんなことが起きてもくじけずに全てにおいてベストを尽くす<BR>時には、うまくいかなくて落ち込んだり怒ったりすることもあります。<BR>でも、人間は向上心を持って努力し続けることで道が開ける<BR>ということを教えてくれました。<BR>13回挑んだ司法試験もその成果だと思います。<P>そして、私が一番好きな所は志賀さんが大学で経験をした<BR>ことです。通信課程では様々な経歴の人がいますが<BR>みんなに共通するのは勉強したいという思いと学友を大切に<BR>する気持ち。みんなで頑張ろうという姿勢に感動しました。<P>どんなことでも人と人のつながりが生まれると思います。<BR>そのつながりを生かすために志賀さんは常にベストを<BR>尽くしていらっしゃると思います。<P>学ぶべきことが多い本でした。
13年間司法試験に挑戦し続けた女性のエッセイです。<BR>両親の介護と家事を行いながら、意地を貫き通す姿に感銘を受けました。またそこまで頑張った理由を「劣等感からだった」という率直さがまたうれしかった。自分は不遇なのではないか、と思っている方、是非彼女の本を読んでみてください。
TVで見たことある弁護士さんだな~、と何気なく手にとった一冊。<BR>読みはじめてとにかくビックリした。<BR>超エリートと見えていた著者の半生は、いつも誰かに劣等感を感じ<BR>葛藤、苦しみぬいていたのだ。<BR>でも、ただ苦しんでいたわけではない。著者は劣等感を克服するために<BR>戦い続けてきた。通信教育の大学、司法試験13回、検事への挑戦。<P>その努力と集中力には本当に感服する。<BR>この本を読み終わると、誰もが過去にあきらめた夢にもう一度<BR>挑戦したいと思うはずだ。夢をかなえるには、あきらめないという<BR>「勇気」を持ち続けることだと、心から実感する一冊!