しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編 みんなこんな本を読んできた しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編
 
 
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しろいやみのはてで―あらしのよるに特別編 ( きむら ゆういち あべ 弘士 )

病院の待合室でぼろぼろ泣いていました。<BR>――ひょっとしたら変な勘違いされたかもしれません。<P>『あらしのよるに』が劇場公開されるにあたって、全六巻に特別編として加筆された言うならば外伝的物語です。<P> ガブとメイが洞窟の中で静かに出会ってから今までのことを回想する、そんなストーリーです。<BR> 淡々と二人をめぐる出来事・事実を綴っていった本編に対し、この特別編は二人の内面の物語を描きます。<P> 驚き、疑い、恐怖、欲望、……そして信頼。<P> 他にも道はありました。もっと楽に生きることも出来ました。昔からのかけがえのない仲間達も自分にとって大切な存在。だけど、今、隣にいるこの奇妙な友達と一緒に生きることを“選んだ”から。<P> だから<P> しろいやみのなかで二匹は微笑みます。<P>――たとえ……あしたがこなくても。

本商品は、あらしのよるに出会ってしまったオオカミのガブとヤギのメイの友情愛を描いた物語。シリーズは1巻から6巻まで存在し、今回はその総集編。<BR>しかし、編集されていたとしてもハラハラ、ドキドキする内容になっている事は間違いなく、小さい子から大人まで楽しめる。<P>[感想]<P>この本は、「友情愛」の素晴らしさを忘れかけていた方に思い出させてくれる何かがあると考える。<BR>「完結篇でガブとメイはどうなってしまうのか?」<BR>それは読めばわかるので興味を持った方は読んでみて欲しい。<BR>最後は感動する。

ふぶきのあしたを読んで涙が止まらず、またやりきれない思いがしていました。<BR>今回ガブとメイに久しぶりに会う事が出来て嬉しくもあり、また二人のいきさつを思い起すと「二匹はあれでよかったのかも」と思えてきました。<BR>児童書なのに大人をもとりこにしてしまうこのシリーズは、私のそして家族の宝物です。

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