途中で何度も、涙で本が読めなくなりました。この上ないつらさを知った人間ほど、周りに優しく、感受性が強く、生命の尊さを全身で訴えられるのでしょうか。今、生命力が弱い人間が増えている中、このような状況の中で、生きたかったのに生きられなかった少年がいることを、一人でも多くの人が知って、彼の分まで毎日懸命に生きてほしい・・・そうメッセージを伝えているのではと思わされた一冊でした。読むのが辛い本でした。でも、最後まで読まなければいけないと思わされる本でした。
『もし、自分がこの物語の青年ならばここまで強く・優しくあれるだろうか。いや、なれない。』<BR>きっと誰しもが同じコトを思うと思います。<BR>ソレほどこの青年は強く・優しく・人間として素晴らしいです。<BR>決してお世辞を言ってるわけではありません。・・・読んだら絶対に納得できます!!<BR>内容はあらすじでわかる通り闘病生活が主です。でも!<BR>誰にでも「さら~」っと読めるので、本当に1回でもいいんで読んでみてください!!<BR>今まで見えなかったもの(気持ち)が見えてきますよ!<BR>そして、読み終えた後『生きることが幸せ』って思えます!!
本屋での帯にひきつけられ、衝動買いしました。<BR>本当に素晴らしい本でただただ感動しました。<BR>癌をわずらう北原君本人の強さ、<BR>彼を支える家族、友人、教師・・・<BR>強く胸をうたれました。<P>本当にお奨めです。