慶国スキの方の大体が①番スキな話だと思います♪【上】でそれぞれの登場人物の説明をして【下】でやっと陽子・鈴・祥瓊(ショウケイ)が出会います! 景麒と陽子のやりとりも面白い★話が進むにつれてワクワクしていきます。終盤での陽子は筋肉男とクマ男(=スケさん・カクさん)を連れた、まさに黄門サマ!!<BR> 本当は、とても頭がよく奥の奥まで物事を見る力があった祥瓊と、決めたら一直線だけど、とても優しく間違っていると思う事には真っ向から立ち向かっていく鈴と、そして陽子の始まりのお話。って感じじゃないかと思います。
作品の中で一番好きです。登極までの苦労、登極後の混乱で苦悩する陽子はいつでもおどおどしていました。が、この作品の最後には一国の王としての器を感じさせる場面があり、おもわず鳥肌が...。乱を鎮圧させる場面、その後の王宮での場面と読み進めるにつれ、どんどんと作品にのめり込んでしまいました。是非、慶大国のその後を見てみたいです。
最初あまり好きな性格とは言えなかった鈴や祥瓊の心の変化が読んでいて気持ちがいい。彼女達の言葉には自分に当て嵌まるものがあるのでたまに、ドキッとさせられる。強い女の子はかっこいい。