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| ヨーロッパの世界遺産〈4〉ドイツ・オーストリア・チェコ・ハンガリー・スイス
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講談社
水村 光男
PPS通信社
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ヨーロッパの世界遺産を国別に紹介するシリーズの第4巻で、ドイツ・オーストリア・チェコ・ハンガリー・スイスのいわゆる中欧5カ国が取り上げられています。ドイツはともかく他の国はそれほどなじみがなく、あまり期待せずに読んだ1巻でしたが、ハンザ同盟の都市群や、ゲーテにより「世界で一番美しい街並み」といわれたケルン、ウィーンやプラハ歴史地区といった緑や湖に、レンガ色の街並みが映える中世のヨーロッパらしい物件が数多く収録されており、オビにもあるとおり、ヨーロッパの奥行きがわかる1巻になっています。<BR>フランスに代表される豪華さからはやや離れていますが、別の意味でのヨーロッパらしさを満喫できる1冊です。
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