この本の技は結構多種多彩です。すぐに応用きくところから、丸暗記しないとダメなところまで。(私には「目に鱗」な技もあり、一気に読めました)「数が苦」な方はいきなり全部真似しようとするとめまいを起こすかもしれません。(私にも「そこまでせんといかんのかいな?」という内容も多少ありました) でも「真似できるところから真似していこう」という態度で気長に取り組めば、必ずマスター出来ると思いますょ。<P>この本を読むと、「海馬」の著者・池谷裕二氏の言「九九は覚えてません。数字を10倍すること、倍にすること、半分にすること、の3つの方法に習熟すれば困りません」も納得がいくことと思います。例えば、7x8=7x(10-2)=7x10ー7x2=70ー14=56。あるいは、8x7=8x(5+2)=8x10/2+8x2=40+16=56。こんな感じで九九を見直すのも面白いかもしれません。このような九九の再構成、鍵本氏の技と共に、お試しあれ。結構面白いかもしれません。(例えば、7x9=(8+1)x(8ー1)=64ー1=63、もしくは7x(10ー1)=70ー7=63、など)<P>この本で数学が数楽になってきたと感じたら、木村俊一氏の「算数の究極奥義教えます」のご一読をお勧めします。分数の掛け算・割り算の理屈もよく分かります。また、鍵本氏の本で「円周率は22/7として概算」という話がありますが、なぜ22/7なんて数が出てくるのかは、この木村氏の本を読めば理解できます。(木村氏は円周率が「355/113」に近い理由を説明していますが、22/7の説明も同じ論法(連分数)です)
本屋で、本を買い終わって、すぐ横にあったので<BR>立ち読みして、すぐまたレジに並びました。(^-^)<P>目からウロコの計算の考え方が、次々と出てきます。<P>計算と言っても、暗算です。日常生活でわざわざ電卓片手に<BR>歩くことはないですよね。携帯が電卓代わりになるにしても、<BR>いちいち出してまで計算しませんよね。<P>そんなちょっとした日常の何気ない計算を、暗算で<BR>楽に計算してしまおうという本です。<P>例えば、二桁のかけ算は、計算視力(著者の造語)があれば、<BR>2桁と1桁のかけ算に持ち込んで楽に暗算できます。<BR>小数点以下のかけ算も同様にできます。<P>考え方が分かれば、あとは訓練ですが…<BR>それ以上は自己責任ですね。<P>★を一つ減らした理由は、もっと日常に即した<BR>例をたくさん入れて欲しかったなと思います。<BR>そしたら、もっとよかったのにね。<P>ただし、このような計算方法の幾つかは小学中学あたりで<BR>数学の先生が教えてくれました。<BR>が、もう忘れていました。(^_^.)<P>計算に自信の無い人でも、できるかなと言う気に<BR>させてくれます。<BR>日常生活で避けていた苦手な暗算を、しようかなと<BR>思わせてくれます。そして、単純に面白いです。<BR>知的に軽い興奮を憶えました。<P>。