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| アジアパー伝
(
鴨志田 穣
西原 理恵子
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2000年に出た単行本の文庫化。西原氏の漫画を楽しみたいなら、単行本を選ぶべきだろう。<BR> 西原・鴨志田夫妻による『アジアパー伝』の第一作。鴨志田氏がアジアで体験したとんでもない話が色々と書かれている。ただ、氏の処女作であるためか、文章がつくりこみすぎている。笑えないオチがついている。<BR> 西原氏の漫画は、一応、挿し絵として書かれたもの。第一作ではまだ、挿し絵としての意識が感じられる。次作以降は、本文とは全く関係ない世界が展開することになって、驚かされる。<BR> アジアの悲惨な状況を笑い飛ばして良いのか、真面目に捉えるべきなのか、迷う。 タイ・マレーシア・ソウル・中国の旅行記。絶妙なコ<BR> ンビの漫画が面白い。<P> 頭をリラックスさせたい時、何か企画を考えたい時、<BR> 右脳を刺激するエピソードが山積みです。 鴨っぽい。<BR>良く言えば分かりやすい文章。悪く言えば小学生でもかけそうな。内容は個人的には好きでした。(鴨の過去話で、笑えたり考えたり。)あと西原の漫画はいつも通りって感じで面白かった。
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