高校生の頃ちょっと話題になったので読んでみました。<BR>いきなりこれはかなりの衝撃でした。まわりの友達にも<BR>読ませましたが、みんな「すごいよこれ!」とハマり<BR>まくりでした。今読み返すと、10代の頃の衝撃はないけど<BR>やっぱりすごく切なくて良い小説ですね。<P>ただ、最後の方のアレは普通はあり得ないと思う。<BR>レイコさんはとても好きだけど、あのシーンはどうも<BR>引いてしまいます・・・。
この小説を読んで、劇的に自分の中の何かは変わりませんでした。<BR>でも、自分がここ数年の間に何を手に入れて、<BR>その代わりに何を失ったのかをそっと耳打ちしてくれました。<P>本を読んだ後に、この本がいままで読んだ中で一番良い本だ。と思うことが、時々あります。<BR>この本は、そんな本の中の一冊です。
この本を読んだ後、私は何もする気になれませんでした。切なくて、苦しくて、その場から動くことができなかったのです。<BR>私はまだ17で、人間的にもまだまだ未熟で。この時期にこの本に出会えて、本当によかったと思います。<BR>今まで恋をした人のこと、今恋をしている人のこと、友達、家族のこと、すべてのことを考えずにはいられませんでした。今好きな人のことをものすごく愛しいと思ったし、家族を本当に大切にしたいと思ったし、友達本当に大事にしたいと思いました。<BR>私の稚拙な文章では、この本の素晴らしさわずかも伝えられていないでしょう。でも、私が言いたいのは、私がこれから本を読んでいくなかで、この本を超える衝撃に出会うことはないだろうということです。それは私が17という年齢でこの本に出会うことができたからです。だから是非この本を私と同年代の人に読んでほしいと思います。