秋の紅葉が描かれた表紙がとても綺麗です。<BR>蟲という、妖怪のような自然現象のようななんとも例え難い、<BR>しかし自然原理の根底に居る、不思議な存在と人間との関係を<BR>描いた作品です。<BR>世界は和風で、明治時代ではないだろうかという印象を受けます。<BR>しかし完全な過去の日本というわけではなく、別の日本によく似た国といったかんじでしょうか。<P>妖怪好きだとか、和風が好きだという方に大変オススメです。<BR>今回はカラーページが増えていて、水彩の雰囲気がばっちりつかめます。
この蟲師の世界観はたまりません。普通の人には見えない蟲という存在。この世にある怪奇現象、科学では説明できないような現象が蟲によって引き起こされている。<BR> 設定が難しいためにすっと入り込むづらいかもしれないけど、入ってしまったら抜け出せない!なんだか温かいものを読んでいる気がする。<BR> 主人公がワンピースのサンジっぽい。
良いね~。<BR>独特の世界観、否応なしに作品の世界に引き込む魅力を持つ作品は本当に良い!<P>まだ、日本が豊かな生命に溢れていた時代。流れ者のギンコは仲間はずれのように、深く馴れ親しまぬよう一人、近代的な服装で身を包む。<BR>ギンコは人と蟲とを繋ぎながら今日も流れてゆく。<P>いろいろな夢物語が実話なのではないかと思わせてくれる逸品です。