もともと、千秋の視点で始まった物語ではあるが、この巻は、ほとんど千秋一色と言ってもいい。<BR>千秋の卒業、千秋のオーケストラ、千秋の母親の実家。<BR>のだめは、といえば、狂言まわしのように、いずれの現場にも立ち会っていた、という感じ。<BR>そういうわけで、おもわず、レビューのタイトルを、<BR>「千秋カンタービレ」<BR>としたが、かんがえてみると、千秋は酔った時だけ、やや、のだめに似ている。
真一や真澄ちゃん達4年生の卒業と就職がテーマ。Sオケメンバーの<BR>4年生のそれぞれの卒業後の進路と卒業試験、卒業演奏会と一連の<BR>エピソードに真一の実家がからんでいきます。<BR> Sオケの叶姉妹、鈴木 萌・薫がいいキャラクターですね。2巻の<BR>合コンのシーンでフルートの萌さんが、Sオケの練習シーンでクラ<BR>リネットの薫さんが登場。姉妹が同時に卒業とは変と思ってたら双子<BR>だったんですね。この二人は後にパワーアップして帰ってきます。<BR> 真澄ちゃんの課題曲「パーカションのための協奏曲」CD探した<BR>けど見つかりませんでした。欲しい~<BR> 真一の実家のシーン、ほのぼのとして良かったです。室内楽がよく<BR>似合うおうちです。<BR>・リスト メフィスト・ワルツ<BR>・ジョリヴェ パーカションのための協奏曲<BR>・バッハ マタイ受難曲<BR>・フランク ヴァイオリン・ソナタ イ長調<BR>・エルガー ヴァイオリン・ソナタ ホ短調 作品82
書店で何となく1巻を手に取り購入。<BR>自宅に帰宅後読んでみました・・・見事にハマりました!!!<BR>翌日には全巻一気に買いに走った程です。<P>この6巻では卒業などそれぞれが自分の道に進もうとする分岐点のような感じです。<BR>千秋が新しいオーケストラを結成する話も出て、この先の展開がすごく楽しみ!<P>後半、千秋の母親の実家が登場。<P>千秋とのだめの演奏シーンがとても素敵でした。<P>それを上から見下ろしながら和解する三善親子の後姿が同じポーズなのもとても微笑ましいです。<P>すごく細かい所まで心の変化を描いていて、マンガでここまで面白い!と思えたのは初めてかも・・・そう思える作品です。