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のだめカンタービレ (7) ( 二ノ宮 知子 )

のだめカンタービレ、待望の7巻。<BR>この巻では千秋が新しく作った「名前のなしのオーケストラ」改め「R☆S(ライジングサン)オーケストラ」の面々が大活躍。<BR>私は孤高のオーボエ奏者・黒木くんがツボでした。<BR>いぶし銀のモーツァルトがピンクのモーツァルトに変わるのはなぜか。<BR>レビュータイトル、合言葉は「ガンダーラ」「愛の国」!!とはいったい?<P>ぜひぜひ、読んで下さいませ。

 のだめ担当に、あのハリセン教師が名乗りを上げた!早々にレッスン拒否・逃亡する彼女だが、一度千秋で懲りている(逃がした魚はでかかった)ハリセンは、今回こそはと粘る、譲る、餌&オモチャで釣る(千秋の入れ知恵)。あのハリセンまで捨てて・・・って、逆に洗脳?されてるし。オイオイ。でも、良い変化の予兆です。(雑誌もチェック!)<P> 千秋のオケ活動も始まって、新しい人間関係がいろいろ楽しいことになっています。裏軒命名RSオケ(笑)、鬼の千秋の洗礼も受けて、えらく豪華な観客陣を予定しつつ、コンサートに向けて練習中です。<BR> 

千秋のキメぜりふと言えば「オレの音を聴け。」ですが、新しいオケにはそんな同類がたくさん。演奏者はそのうよな思いが強くないとだめなようです。のだめは才能はあってもそのあたりがまだ意識の外。「もっとうまくなったらもっと楽しいんじゃないかな。」という黒木君のセリフも感じとっとくれたでしょうか。読者としては、早くしないと千秋においてかれちゃうよと思わずにはいられません。あ、という間の200ページですが「迷いはきっとこのオケではらす」という千秋に次への期待がますますふくらみます。

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