のだめカンタービレ (11) みんなこんな本を読んできた のだめカンタービレ (11)
 
 
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のだめカンタービレ (11) ( 二ノ宮 知子 )

いよいよヨーロッパ編ですが、爆笑R☆Sオーケストラ編やのだめコンクール編の迫力は欠けてしまっていて、ちょっとトーンダウンしてしまっていますね。新たな環境や、新キャラ登場で説明的な部分が多いので仕方がないかもしれません。今後の展開に期待ですが、個人的には国内組のキャラが再登場してほしいです。どーも新キャラはパワーが足りない気がしてしまうので。既刊と比べて、ちょっと厳しく星3つ。

とにかく笑える!! クラシックに対する固定概念(堅苦しい、つまらない、眠くなる、難しい等)を覆す面白さ!!<BR>勿論、本当の音大生が読んだら、「現実は楽しいばかりじゃない」と思うかもしれないし、真一みたいにとんとん<BR>拍子にのし上がれる人なんていないけど、「あ、なんかピアノとかヴァイオリンって楽しそう」と感じられるだけ<BR>でも、漫画として成功していると思う。<BR>早く次の巻が読みたいです。

人畜無害の良質少女漫画で毎回楽しんでいる。8歳になるうちの息子もはまっている(漢字全部読めないのに)。「ボギャー」「ムキャー」「はうう~」などのだめが発する擬声語が面白いようだ。いよいよピアニストとしての修行に一歩踏み出した感のあるのだめだが、これからも紆余曲折あるだろう。しかし、この手の漫画にハッピーエンド以外はありえないからその意味では安心して読める。ケント・ナガノと児玉麻里、ゲンナジー・ロジェストヴェンスキーとヴィクトリア・ポストニコワなど、世界的指揮者とピアニストの夫婦というのは実際にもいるから、千秋とのだめにだってそれは可能だろう。

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