大和和紀の絵が圧倒的にきれいな「あさきゆめみし」マンガにするために多少の作者の脚色はあるものの、源氏物語入門編としては最適。<BR>若紫もかわいいけど、私的には源の典侍がサイコー(最古ー?)。<P>初登場の時は引微殿の女御は若く美しかったし、ずーっと時代が行って、朧月夜も右大臣系の勝ち気な顔をしているのがよいです。<P>六条の御息所も、彼女の今後の所業(?)を暗示させていい。<P>小さい文庫本です。カバーを掛ければ何の本かわからない。<BR>手に取りたくても取れなかった男の子、本屋へダッシュだ!<BR>ただ完全に少女マンガなので、格闘系の御仁にはむかないかもしれないけれど。<P>江川達也の「源氏物語」と比較するのもお薦め。<P>コマとコマとの間のことは、各種現代文源氏物語で補いまし!う。<P>ひとつだけ、これはいかんな、というのが一カ所。冒頭、桐壺帝と桐壺の更衣の出会いで、更衣本人が衣を取りに外に出ることは絶対ありません。侍女の誰かに取りに行かせますし、帝以外の人と恋に落ちいてはいけません(落ちてしまった方もいますが)。
あさきゆめみしは源氏物語の現代版です。<BR>漫画なのですが、実際の源氏物語をかなり忠実に描写しています。<BR>私はあさきゆめみしで古文常識をかなり知ることができ、テストでも役立っています。<BR>面白いし、勉強にもなるし、一石二鳥です★<BR>大学受験で忙しいという方もちょっとした休憩時間にぜひ読んでみてください☆
高校時代、古典の授業で源氏物語を習っていた頃、クラスメートと回し読みしました。この本を読んでおけば、源氏物語のストーリーは把握できるのでテスト対策に役立ちました(といってももう10年以上前のことですが)。もちろんマンガとしてもとてもおもしろいです。難点は女性の登場人物の顔が似ている人が多いので判別が難しいことかな。