ミリオネアの遺産、それは11の掟であり、心の持ち方であり、発想の仕方なのです。<P>マーク・フィッシャーのファンの方は、是非読んで下さい。<P>ミリオネアは、貧乏人がスタートであった。
ゴルフのたとえが多いです<BR>本当に納得できることばかりでした<P>読みやすさ ★★★★★<BR>知的興奮度 ★★★★★<BR>実践度 ★★★★★
内容は、ミリオネア氏の「遺書」がほとんどです。<BR>相変わらず話は不思議だらけで、ミリオネア氏のその神秘性を強調しています。そして、文章はいつもどおり読むものにやさしく語りかけます。この辺はマーク・フィッシャーのお得意な術です。読む人は、自分の置かれている状況と照らし合わせながら読むので、まさに自分がコーチを受けているような錯覚に陥るのです。<BR>この本も、面白く読める名著だと思います。<P>しかし、私は思いました。<BR>「20年前と変わらない教えで、まだまだ食えるんだ」と。<BR>ちょっと批判的な意見に聞こえるかも知れませんが、教えの内容はほとんど『成功の掟』と変わっていません。(むしろ『第Ⅱ章ミリオネアの秘密』に近いのですが)<BR>『成功の掟』が書かれたのが、約20年前、そして、『第Ⅱ章』がその9年後、そして、今回のこの本。<BR>この人は億万長者になる哲学を、変わらぬ思想で何年、教え続けるのだろうか?<BR>うらやましいと思う反面、やっぱりこの著者の教えが億万長者になるための原理原則を伝えるものであることに間違いない、ということに確信を得た瞬間でした。<P>マーク・フィッシャーが好きな方には、欠かせない一冊になると思いますが、マーク・フィッシャー未経験の方は、やっぱり『成功の掟』から読んで頂きたいと思います。この本は、内容が洗練されてきているせいか、『成功の掟』ほどの鮮烈さ、インパクトがないような気がします。