梁山泊では、死者が出たり、新しく加わるものも出てきて人の入れ替わりが激しい。それを、うまく配置する呉用殿は、すばらしい。<BR>同胞をわざと離れさせる、心憎い。その分、いやなやつと思われるところもあるが、そんなことお構いなし。彼(呉用)の頭の中はいったいどうなってるの?寝る間も惜しんで考えて考えて・・・これ、全て梁山泊のため。
北方水滸伝はまじでオススメです!<BR>今ではみることのない"漢"の姿が感じられる本ですよ。一巻からぜひ読んでほしいです。北方三国志もかなりイー感じです!(`ー°bぐっ
読む前の”期待”のままレビューを放り出してあり失礼しました。<BR>10巻までが「第1部」と称されていて、祝家荘戦、呼延灼戦と激戦を連ねて圧倒的に終わりました。<P>この11巻からは第2部として、反勢力として力を”認められた”梁山泊が宋と言う大国に真っ向から戦いを挑む姿が描き出されます。果たして”夢”と”志”はかなえられるのか、、、僕達も息苦しくなってきます。道半ばにして逝ってしまう仲間たちもいます。彼らの思いも乗せて”夢”への闘いは続くのでしょう。<P>壮大な戦闘シーンはありませんが、そんな男達の思いに心を重ねて、星5つです。