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| Nana (2)
(
矢沢 あい
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三回挑戦したが、一巻からは入りづらかったので、二巻から読みはじめた。そうしたところ、スムーズに十二巻まで楽しむことができた。至福の五時間であった。<BR> 映画の宣伝から、読む前は、ふたりの『ナナ』が歌姫の座と男をかけて戦うという、実に少年マンガチックな想像をしていた(笑)。レイナを奈々と勘ちがいしていたようだ。<BR> ミュージシャンとその親友の一般人という組み合わせは新鮮であるが、その分、話の組み立てが難しい。技術的な問題で、新人には形にしづらい設定である。矢沢あいのキャリアあってこその作品であろう。 まったく性格の違う2人の奈々(はち)とナナが、上京する列車で隣同士に。<BR>ちょっと周囲に流されがち(?)な奈々と、ものすごく頑張って(?)自分でいるナナ。<BR>2人から目が離せません。 1巻を読んでから二人のナナの繰り広げる世界にすっかりはまっています。次が気になってしょうがないです。
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