~大前氏と言えば、数々のビジネス書や日本論で意表を突く発想を披露しているが、<BR>(意外性があるが、しかし言われてみるときわめて合理的な発想だ)<BR>それは人生の指南書とも言うべきこの本でも同じだ。<BR>遊びを楽しみ、人生を豊かにするために、金と時間と心の余裕を生み出すにはどうしたらいいかを、<BR>具体的に、わかりやすく指南してくれる。<BR>その多くは一般~~のサラリーマンでも十分実現可能なことだけに、<BR>なぜ今までこのことに気づかなかったのだろうと反省させられ、<BR>よし、明日から自分も実行してみようと前向きの気持ちにさせられる。<BR>特に目から鱗的にはっとさせられたのが、<BR>家族マネジメント、子育て、老後への備え方を説いた後半部分だ。<BR>週に一度は妻とじっくり話し合い、家庭の問題点を定期点検しよ~~う、<BR>家族旅行などのイベントは子供に計画を立てさせ、子供の能力を開発しよう、<BR>利回りのいい外国の金融商品で老後の資金を作ろう……<BR>などなど、どれもこれも役立ちそうで、明日からさっそく実践したいものばかりだ。<BR>特に40代、50代にとっては有益な話にあふれているが、<BR>家庭を持ったサラリーマンならば、まだ30代でも是非手に取ってみたい一冊だと思~~う。<BR>私にとっては以前出版された『ドットコム仕事術』のような仕事の指南書よりも有益だった。~
大前氏は、「オフ」を楽しむことで「オン」への活力が得られるといい、<BR>本当に人生を謳歌できる奴は、「オン」も「オフ」も充実させているといいます。<BR>では、「オフ」を楽しむにはどうしたらよいか。<BR>大前氏は、「最大のポイントは計画的に楽しむことである。」と説きます。<BR>「オフ」にしても「オン」にしても計画(目標設定)→実行(目標達成)が重要なのでしょう。<BR>ぼくは、中田英寿選手がイングランド・プレミアリーグへの移籍会見で、<BR>「サッカーを楽しみたい。」と何度も記者に答えていたことを思い出しました。<BR>楽しむための手法には、「オフ」も「オフ」も関係ないようです。<BR>本書は、オフの具体的な場面を想定し、<BR>大前氏の独特な切り口でオフを楽しむための手法が指南されます。<BR>そのテンポがよい。<BR>明確で強固な人生観の持ち主だからこそ、<BR>わかりやすく、しかも説得力をもって指南できるんでしょうね。<BR>アッという間に読み終えます。<BR>そして、どこからともなく「やってやろう。」という力がわき出てきます。<BR>人生への栄養剤になりました。
本書は、今までにあったビジネス、政治や経済に対する大前氏の考え方が掲載されている指南書的な本とは一線を画す本である。<BR> ゴルフやスキーも海外で楽しむことも多いというあたりが、一般人からみるとと少し違和感もあるが、年齢に関係なくそれも激しいスポーツを楽しむ点は参考になる。<BR> 私もスキーや自転車よりそろそろゴルフかなとも思っていただけに、痛いところを突かれてしまいました。<BR> <BR> 早速、今日から「やりたいことを我慢せず、すぐにとりかかろう」そんな前向きな気持ちになりました。<BR> でもこの気持ち、継続にも注意しなきゃね。<BR>