面白すぎる。上下巻、本当にノンストップの読書三昧です。<BR>ニートの街、そこにからむ陰謀と埋蔵金、IT産業の罠。<BR>いやあ楽しませてもらいました。<BR>ものすごい多くの要素を詰め込んでいながら、破綻はありません。<BR>精密な機械のように伏線がばっちり機能してます。<BR>捏造発掘者が誰もかも騙しおおせたというのなら破綻してるでしょうが、<BR>実際には彼は何もしていないことがわかり、完璧なトリックと判ります。<BR>こんなに面白い作品を書いたら次は大変でしょうね。と思わせておいて、ちゃんと書けるからすばらしいです。
千里眼シリーズを初めて読む人にも、過去の作品を読んだ人にもお勧め。<BR>ニートばかり数百万人の、48番目の都道府県。IT産業が造ったその巨大福祉施設に、いろんな要素が絡んでもう大変!<BR>心理学やいろいろな仕掛けがものすごくうまく噛み合って、読み始めたらやめられない。<BR>正直、こういう作品がランキングに入らない小説業界はおかしすぎると思う(談合?)<BR>今まで読んだ中でダントツのおもしろさ。文句なしの星5つ!!!!
面白い。面白さだけで言ったら、たぶんこの小説にかなうものはないのではないか。<BR>本気でそう思えるのには理由がある。隙のない、無駄のない人物配置。周到で巧妙な伏線。次々と繰り出される秀逸なアイディア。どれをとtっても読者を楽しませてやろうという気概に溢れ、いささかも退屈することがない。