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| ぼくの出会ったアラスカ
(
星野 道夫
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著者の星野道夫さんのことは、ドキュメンタリー映画「ガイアシンフォニー」で初めて知ることになった。アラスカに長く在住していた彼の撮る写真からは、活き活きとしたアラスカの大自然を垣間見ることができる。掲載されている写真はどれも美しい限りでかなり癒される。彼の手記も載っていて、アラスカに生活する人々や生息する動物、自然についていろいろと知ることが出来た。自分は自然が大好きなので、アラスカの厳しくも美しい自然を体験したくてたまらなくなってしまう。都会での生活にあくせくしている人にも是非読んでもらいたい。現実逃避??の一冊にどうぞ(笑) アラスカの四季を追った写真と、その自然に身を委ねて生きる人物群像についての語りで構成されている。写真と文章が表裏一体になり、読み終わった後、星野の見据えた「アラスカ」とはどんなものだったかが伝わってくる・・。ひとつひとつの写真に添えられている文章も、その写真にぴったりの語りで写真と一緒に楽しめる。
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