純粋に国を思い、まっすぐに生きた人たちの記録。<BR>『死を目前にしているにも関わらず、その心は穏やかでそして残していく者達への思いやりに溢れている。』この気持ちが現代日本人には不可解に感じてしまう。<BR>死を目前にし、ある意味仏教の悟りに近い死生観を持った特攻隊員の気持ちは<P>現代日本人には何年建っても到達することができないのではないのだろうか。<BR>命よりも大切なもながあることを、当時の日本人は知っていた。<BR>この本を読めば特攻隊員たちが、純粋に自分の意志で戦ったということが読んで取れるだろう。
色々な想いが交錯して、普段なら文庫本は1日で読み終えて<BR>しまうのですが数ページしか読めませんでした。<P>全て特攻隊隊員や当時隊員達に関わった方々の体験記や手紙<BR>です。想いが詰まっていて、とても流し読みなんてできませ<BR>んでした。<P>この本からどのようなメッセージを受け取るかは人それぞれ<BR>だと思います。でも特攻隊で命を落とした若い少年達の<P>気持ちや彼らの家族、恋人達の気持ちがどのようなものだった<BR>かは、今の若者全員が知っておくべきことだと思います。
家族や国を思う青年の思いを丹念に集めた名著と思います。<BR>このような純粋な気持ちを今生きる我々は、踏みにじっていないだろうか? 他の国がなんといおうが、このような方々の鎮魂に私は今年も靖国神社へ行きます。 そして、今の平和と繁栄を感謝し、家族の幸せを祈ります。 今年は、この小冊子を持っていきます。 晴れていれば、空を見上げて、「父が恋しければ空を見よ、父は雲の上からみている」という別れの言葉を思い出すでしょう。 若者に是非読んでもらいたい本です。