河童さんならではの視点で見た楽しいインド。「スケッチブックと巻尺を武器」にして眺めたインドがとても緻密に丁寧に描かれています。ここまで細かく、暑くて大きくておおざっぱなインドを描ける人はいないでしょう。インドへ行かずとも、これを読め。これは本当にそう思います。タージマハールの大きさを、細かく体感してみたい。
インドに興味があり、色々読んだ中、ずば抜けて面白いと思い、妹尾河童さんの本を読むきっかけになった。精妙な河童さん独特の絵にも惹かれ、旅の仕方や街や人を見る目が独特なのだけど納得させられる部分が多かった。違う考えの人たちがどうすれば共存できるかなど今の私たちの生活にも当てはまりとても参考になった。
これからインドに行こうとしてる人には絶対読んでもらいたい本です。河童さんの視点がとてもおもしろくて、インドの歴史、宗教、建物を全然知らない私にもとても分かりやすくインドというものを教えてくれている作品だとおもいます。この本のおかげで歴史嫌いだった私がインドの歴史を勉強してみたいと思いました!すごいです!インドに絶対行きたくないと思ってる人は読まないほうがいいです。行ってしまいますから・・・。