一勝九敗 みんなこんな本を読んできた 一勝九敗
 
 
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一勝九敗 ( 柳井 正 )

近年まれに見た【良い本】でした。<BR>まず、読んだあとに『ユニクロ』という会社組織で働いてみたいと思いましたから、この本の本来の対象者でもある社員さんたちには、会社の意志が伝わったと思います。<BR>それから、柳井氏自身が『僕より優秀な人たちによる世代交代の必要性』をユニクロの事例を取って語っている。<BR>これは、そのまま、いつまでも地位にしがみついている同様の立場の方たちに教えているのかもしれない。<BR>経営、とか、社内の中心人物になろうとしている人には、とても良い本と思いました。<BR>ただ、なかなか柳井氏のような人物が代表者の会社というのはないので、ユニクロの社員が羨ましくもなりました。

この柳井さんの本は非常に分かりやすい。言葉も平易で、ギミックが無い。気負いもてらいも無く、等身大の柳井さんが伝わってくる。ユニクロの成長を支える「柳井哲学」がぎっしり詰まった本。全てにおいて、具体的で、巻末の柳井哲学は彼の会社経営のエキス。ただ、巻末から読まず、順を追って読んでそして最期にその哲学を読めばなぜその哲学が生まれたかわかるはず。読まずに死ねるか!<BR>(柳井さん監修のプロフェッショナルマネジャーはこれと違って分かりにくい。直筆の本書がオススメ!)

社長一代記的な著作には、<BR>著者の信念・矜持といった精神的な話が<BR>メインになっているものが巷に多くありますが、<BR>柳井社長のこの著作はユニクロが山口の一紳士用品店だった<BR>ころからの歴史に沿って、氏が何を考え、<BR>どんなアクションを経営者として行ってきたかが<BR>具体的に語られています。

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一勝九敗&nbsp;&nbsp;&nbsp;フリースの爆発的な人気によりその名を全国区に押し上げた「ユニクロ」。このブランドを展開する株式会社ファーストリテイリングの創業者である柳井正が、創業より現在までの歩みをつづった。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;マスコミに持ち上げられたり、ブームが去ったあとには一変して叩かれたりした同社に対し、紆余曲折が激しいイメージを持っている人も多いはずだ。確かに本書を読むと、同社には数々の失敗や停滞期があったことがうかがえる。しかし同社の特徴は、失敗を恐れない姿勢にある。失敗から学習し、すばやく方向転換をしていくその経営姿勢は、失敗をそのまま放置したあげく、倒産にいたる大企業とは根本的に異なっている。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;成功に関する考え方もユニークだ。「成功するということは、保守的になるということだ。商売というのは、現状があまりうまくいかないときに、『だったら、どうやればうまくいくのか』ということを徹底的に考えるということであり、成功したと思った時点でダメになるのだ」という言葉は、現在も海外進出や新規事業に果敢に取り組んでいる同社の本質をうまく言い表している。<p> &nbsp;&nbsp;&nbsp;本書には、地方の証券取引所に上場、東証二部上場、そして東証一部上場と会社の状況が変わっていくにつれて、経営の視点を柔軟に変えていった過程も克明に描かれている。会社規模の変化に合わせて社員に求めるスキルや目標が異なっていくのは当然のように思われるが、案外、変化を苦手とする経営者も多いのではないだろうか。机上の経営論ではなく、経営者による生きた事例を参考にしたいビジネスマンや起業家に一読をすすめたい。理路整然とした言い切り型の簡潔な文章であるため、非常に読みやすくまとまっている。(朝倉真弓)
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