|
| 苔のむすまで
(
杉本 博司
)
杉本博司という方がいるというのは、実はこの本で初めて知りました。<BR>どのような作品を作る方なのか、どのような文章を書く方なのかまったく知らずに紹介の文章にひかれて読んでみたのですが、視点と視線がとてもヨイです。目に映る現実の背景にある様々なモノ・コトをもっともっと知りたいとの欲望に駆られる本でした。 杉本博司氏は1974年よりニューヨークに移住し、海外で活躍しているアーティスト。<BR>その為、日本の出版社より海外の出版社から出されたものの方が多い。洋書ではなかなか、杉本博司氏の写真に対する思いを読み取ることができずにいた。(英語だし。)<BR>そんな中、待望の評論集!(日本語で!)<BR>杉本氏の写真も美しいが、文章も非常に美しいので是非!
|