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| イタリアの歓び―美の巡礼 中南部編
(
青柳 正規
中村 好文
芸術新潮編集部
)
イタリア中部はアッシジ、ローマ、タルクィニア、アレッツォ、サンセポルタロ、イタリア南部はプロチダ、ナポリ、カプリ、アルベロベッロが紹介されている。昨年(2004年)の12月末にイタリア中北部はローマ、アッシジ、シエナ、ピサ、ヴェネツィア、ヴェローナ、ミラノを訪問する機会を得たが、アッシジは街並が美しく、聖フランチェスコ教会も荘厳で一番印象に残った都市であった。そのアッシジが本書の一番最初に載っているのには、個人的に共感を覚えた。当然の如く、聖フランチェスコの生涯についても記されている。ローマは、泉に焦点が当てられているのがおもしろい。やはりローマは泉の都市であるのだと再認識させられる。タルクィニアはエルトリア人の造った都市で、その時代の壁画が残されている。アレッツォ及びサンセボルクロは、画聖ピエロ・デッラ・フランチェスカの故郷であるということで紹介されている。イタリア南部の都市は有名な代表的都市が紹介されている。イタリア中部に関しては、都市の選択とその紹介の仕方が独創的で興味深い。
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