最高の英文を最高の朗読で聞くことができます。名文がずらっと並べられています。実は初めてこの本を読んだときは、その難しさにびっくりしました。日本語訳を見なければ全く文の構造がとれないときすらありました。もちろん全部が全部難しいわけではありません。<BR> まず一度英文を聞いて、その後意味を確認してからシャドウイングの練習をしています。なかなかそのスピードについて行けないのですが、繰り返していると段々と出来るようになってきました。音読すると文章が頭に残るのでとても良いです。(「感動する英語」という本がありますが、あちらも併せて読まれると良いのではないかと思います。)<BR> それから、CD朗読者についてですが、ピーターバラカンさんはもちろん、クリスティーナラフィンさんも素晴らしいと思いますよ。ぜひ手にしてみて下さい!
ピーターさんの朗読はすばらしいですが<BR>女の人は、ちょっと。。<BR>声が震えてて怖いです。<BR>女の人のところだけ飛ばして聞いています。<BR>全部ピーターさんなら星5つでした。
150ページそこそこの、小ぶりな本なので、本屋さんでは見過ごされてしまいそうなのが、ものすごく残念なほどの、超1級のすばらしい、朗読CD付きの英語学習書です! 著者の斎藤兆史先生の、会話能力重視とやらの浅薄な風潮に警鐘を鳴らし、文学的な英文に多く触れることこそ高度な英語力を身につける必須の学習項目であるという信念に深く共感させられます。採り上げている英文も選りすぐられたものばかりで、しかも、それらを一流の朗読で聴けるなんて、夢のようです。巷に氾濫するくだらない英会話のCDなんかを、何度聴いてもほんとの英語力はつきません。「その角を曲がった三軒めがケーキ屋さんです」なんていう英語は、英会話のお勉強なんてしなくても英語力があれば、だれでも言えるのです。英会話のお勉強って、一体、なにを習うことなんでしょうね。私のように、そんな疑問を抱いている方にも、ぜひ、この本と、同じく斎藤先生の英語達人塾(中公新書)をお読みになることをお薦めします。