仕事関連
|
▼お仕事のご依頼
執筆、取材、講演のお問い合わせはこちらからお願いします。
▼広告のご依頼
MM-Labo.com内への広告のご希望はこちらからお願いします。
|
| パリのカフェをつくった人々
(
玉村 豊男
)
1992年に出た『パリ物語-グルメの都市をつくった人々』の文庫化。<BR> パリの町を彩るカフェやブラッスリー。しかし、意外なことにカフェのオーナーの8割はオーヴェルニュ人。ブラッスリーもアルザス人によって経営されている。店員もほとんどがその地方の出身者であるという。つまり、我々が「パリそのもの」だと思っているカフェ・ブラッスリーは、本来はまったくパリのものではないのである。<BR> これはどういうことなのか。玉村氏はさっそくオーヴェルニュを訪れて調査を開始する。フランスの山岳地帯であるオーヴェルニュから、人々がどのようにパリへ流入したか。彼らが「カフェ」という分野で成功できたのはなぜなのか。ブルターニュから運ばれる牡蠣、アルザスから伝えられたブラッスリーについても同様に謎解きがなされる。<BR> その手腕は見事。非常に説得的な内容で頷かされることしきりだった。<BR> ふとした謎から意外な真相をつきとめる。玉村氏の良さが凝縮されたような一冊だった。
実物をみてびっくり!<BR>おしゃれカフェにおいてあってもいいのではとゆう、きれいな写真とおいしそうな文章です。<BR>玉村さんの本、たくさん読みましたが、これはほんとに女性向きの本ナンバーワンではないかしら・・。
|