1年分(26回分)のビジネス英会話がこの値段で復習できるのはとてもお得です。以前のシリーズはCD-Extra Bookで値段が多少高かったのですが、今回はオーソドックスな音声CDのみです。自分はi-Pod派なので、音声CDだけで全く問題ありません。今後も今回の方式でのシリーズ化を期待したいです。
杉田敏さんのNHKのビジネス英会話は、例のやさしくない『やさしいビジネス英語』の時代からのファンですが、やはり毎日聞く時間もないし、このようなCD付きの本が出版されるのが待ち遠しかった。<P>内容は、2002年に放送されたビニエットを収録したもので、主人公の大滝さんが、米国の会社にヘッドハンティングされてから、米国の会社で経験し、また周囲で起ったことを会話文を英文と和訳を見開きで纏めたものです。社会問題なども取り上げているので、ビジネス直結の英語だけでなく、時事英語的な知識の習得にも役立ちます。また、単語のレベルも結構高いです。ただ、単語の和訳もついてますので、問題ないです。<P>CD収録されている会話のスピードですが、ナチュラルに近いものです。これをマスターすればかなりの実力はつくものと思います。<P>で、ちょっと気になった点は、2002年度に放送されたもので、9/11の影響が色濃く出ています。ちょっと古いかな?って思ってしまいますが、我慢できる範囲です。<P>総じてかなり高品質のビジネス英語本と言えるでしょう。ただ、中級者以上向けと考えてください。<BR>例えば、本当に必要なベーシックな会話例はあまり登場しません。<BR>中級未満の方には、ペレ出版の『場面別 会社で使う英会話』など、より実践的なものから入るのがいいかと思います。
以前発売されたシリーズは、内容自体もよかったが、CDエクストラ付きで使い勝手もよかった。これは音声のみ収録のCD付である。その分値段も安くなっているし、私としては何の不満もないが、中にはそこが不満という人もいるかもしれない。<BR>ラジオ講座は、何度か聞き逃すと途端にやる気が失せるものである。その点、これなら自分のペースで好きな時に好きなだけ勉強出来るのでよい。毎日コツコツやるのが苦手な人は、無理してラジオ講座を聴くより、この本で勉強したほうが効果的かもしれない。<BR>いずれにしろテキスト一年分にも満たない値段で、この内容と分量はお得である。