私は現在40代ですが、この本の参考文献にもある「釈尊の呼吸法」を20年来実践しています。私は、安らかな気分が得られるものと思っていたのですが、この呼吸法を実践してみると、今まで聞いていても頭に入らなかったことが、聴き取れるようになるという感覚は実践した者でなければ分からないでしょう。覚醒状態が得られた貴重な経験でした。<BR>著者も述べているように、この書は科学書ではありません。実践に重きを置いた本ですので、科学的な解明を望む方は他の書籍に当たるべきかと思われます。<BR>呼吸、咀嚼、歩行、日光に当たるなど、誰でも簡単に行なえることばかりです。もし、鬱で悩んでいたり、自律神経失調などで体調を崩されている方には、実践しても損はないでしょう。たとえ、これで改善しない場合には、セロトニン神経の障害ではない可能性も出てきますので、他の治療が必要になるかとは思います。ただし、ここに挙げられている簡単な方法は生活の邪魔になるわけでもないので、一度実践してみてはいかがでしょうか。
なんだか難しくてよくわかりませんでした(^^;<BR>とりあえず<BR>・早起きしなさい<BR>・日の光を浴びなさい<BR>・運動しなさい<BR>・腹式呼吸しなさい<BR>と、整体の先生(自律神経失調を治すために通ってます)が<BR>おっしゃってるのと同じことが書いてありました。<BR>本書によると、座禅も念仏を唱えるのもウォーキングやジョギングも<BR>呼吸を整えるという効果があるそうです。<BR>つまり腹式呼吸を1日30分100日間続けると<BR>セロトニンが増え、脳を鍛え直すことができる。と。<BR>でも、30分×100日って、<BR>カンタンそうに思えてなかなか実行は難しいですよね。<P>私は、楽しく続けられるかな・・・ ということで、<BR>オカリナの練習を始めてみました。(これも腹式呼吸です)<BR>初めて3週間ですが、気持ちがなんとなく不安定な時に<BR>吹いていると落ち着いてきます。
実用書ですので、専門的にあまり掘り下げても読みづらく<BR>なるのかもしれませんが、著者は、脳内セロトニンレベル<BR>を尿検査のみで測定するという画期的な手法を開発された<BR>わけですから、もっとこの点を宣伝しても良いのでは。<BR> 全体を通してみても、脳内セロトニン研究において、<BR>余人を以って代えがたい大きな貢献をされた割には、<BR>方法論の記述が控えめで物足りない感じが致しました。