数年前、「チーズはどこへ消えた?」のヒットで流行した、小さくて薄くて読みやすいハードカバー・ビジネス本の1冊。<BR>私は、そういうのが苦手で読む気にはなれませんでした。<P>しかし、ある日テレビで、この本でも紹介されている、シアトルの「パイク・プレイス魚市場」をみる機会があり、<BR>非常に興味を持ちました。<P>読んでみて、なかなか面白かった。<P>寓話的な話は苦手なのですが、具体的な改善の本だったので、わかりやすかったです。<P>やる気がなくて悩んでたオフィスに「フィッシュ」のやり方を導入する話です。<BR>「態度を選ぶ」「遊ぶ」「人を喜ばせる」「注意を向ける」という4つのコツを実践します。<P>これをどうやって実際にオフィスで実行するか、細かな方法論については、スタッフが4つのチームに分かれて話し合い、<BR>数週間後、その結果を発表し、実行するというスタイル。<BR>これは日本の改善活動に近いでしょう。<P>ただし「遊ぶ」というコツに関しては、もっともではあるが、実践は難しいかなぁとも思います。<P>アメリカならできるのかもしれませんが、日本でやったらひんしゅく買いそう。<BR>今月のジョーク・コンテストとか、「大人のかっこうをした子供に注意してください」というポスターを貼るとか。<BR>実際に日本で導入するなら「楽しむ」「工夫する」といったコツになるのかもしれませんね。<P>会社全体で導入しなくても、仕事をするときの心構えとして、4つのコツを実践すれば、つまらない仕事も楽しくなるでしょう。<BR>さらにプライベートでも、このような考え方は必要ですよね。<BR>主婦の仕事は、よく、ざるで水をすくうようなものと形容されますが、この4つのコツで生き生きとしたものになるに違いありません。
元気な職場を望むなら、「元気」を選択すれば良い。<BR>職場は選択できないが、態度は選択できる。<BR>脱帽です。2時間ぐらいで読めて元気が出てくる本です。
最近、たまたまフィッシュのビデオをみる機会があったので、<BR>本も購入してみました。<BR>「仕事そのものは選べなくても、どんなふうに仕事をするかは自分で選べる」<BR>これは、仕事だけでなくて家族に接する場合にも当てはまると思います。<BR>人生で大変状況におかれていても、どんなふうに毎日を生きるのかは自分で選べます。<P>楽しいものにするかどうかは、自分の心構えで決まると言うことを教えてもらいました。<BR>ビデオを見るともっとイメージが湧いてくると思いますよ。