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| 名をこそ惜しめ 硫黄島 魂の記録
(
津本 陽
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かつての激戦地だった硫黄島での戦闘を主題に、生存者たちの証言などを肉付けして構成された本。<BR>小説というよりも、ドキュメンタリーの要素が多い。<BR>内容は、柳田邦夫の「零戦燃ゆ」に近い。 平成の現在からは想像できないが、つい60年前の史実を、戦闘の様子と将兵を取り巻く出来事を軸に展開した書。<BR>今日の繁栄に感謝し、明日の日本を否応無しに想う書。<BR>硫黄島の激戦を知っていますか。<BR>☆5つでは到底足りない。
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