藤原竜也が俊徳へと変身していく様子が見られます。会場入りしてからストレッチやメイクの間、そして衣装を身に着けてステージへ向かう姿が流れるように写されています。<BR>孤高の人だな、とつくづく思いました。俊徳という役柄のせいもあるでしょうが、本当にひとりっきりです。<BR>それだけに、舞台終了後の大はしゃぎの表情がまぶしいです。よかったね大成功して!と、あれから三ヶ月たった今もう一度祝福したくなる感じ。蜷川さんに抱きつく姿もホホエマシイ。<BR>そして問題のショット。発売前にいろいろ騒がれていましたが、はっきりいって綺麗です。肌の感じが妙に生々しくてドキッとしました。ヌードのほうが、彼のあのメヂカラがクリアに伝わります。ラスト数枚の超アップの瞳は息を呑むほど綺麗。<BR>エネルギーの固まりみたいな彼の放つ熱気にあてられ、一気に読むと少し疲れました。実際は何日かにわたって撮影されたのでしょうが、なんだか彼のとある一日を見せてもらったような気がします。やっぱり不思議な雰囲気の人ですね。一本気だけど繊細。ピュアだけど色っぽい。「天保十二年のシェイクスピア」のプログラムの表紙「Y字路」に佇む彼が見えるようです。
この1冊で十分彼の魅力が堪能出来ると思います。遠い存在の人ではなく隣に居る人…のような感じで同性でも好感がもてます。世間ではヌードショットだけが注目されていますが、全体を見てください。
藤原竜也君、彼の才能には目を付けておりますが、別に僕自身はゲイでもないし、どちらかというと「精神の上で満足させてくれるならば、男性・女性構わず気持ちが高揚出来れば「好きになる」」、そういう性格ですし、それが芸術に接する最低限の「礼儀」だと思っています。この本はある業者さんからいただきました。中を見て、彼の伸びやかな姿、海外での違和感のない姿、それから女性の皆さんは大騒ぎ(=ゲイの男性も?)の「ヌード写真」等々、様々な分野から掲載されてありますね。男として羨ましいのは「毛深くないこと」ですかねえ(苦笑)。あれは「興ざめ」ですから。どんどん自身を磨いていって下さい。応援しております。あなたが輝いている、輝き続けている以上は。頑張りましょう。