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| オーケストラの職人たち
(
岩城 宏之
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岩波新書に不得意な人には格好な文庫です。<BR>オーケストラの裏側というか、普段は思いもよらないことが、指揮者(と言うよりも関係者)の視点から綴られています。メニューインがアメリカのオーケストラに好評な理由には、目から鱗が落ちました。 普段よくクラシックのコンサートに行くクラシック通の人でも<BR>楽しめて読める本だと思います。<BR>簡単にいえばオーケストラ運営の裏方さんの話で…<BR>楽器の運搬や、コンサートチラシのこと、写譜屋さんなんてものまで<BR>出てきて、思わず「へぇ~~」とうなずく内容です。
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