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| 精神と物質―分子生物学はどこまで生命の謎を解けるか
(
立花 隆
利根川 進
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生物関係は苦手でしたが、利根川さんの生い立ち、キャラクター、<BR>研究の概要等がよく理解できました。<BR>科学関係者以外の方にお勧めです。 これは利根川氏のノーベル賞受賞の対象になった研究までの彼の軌跡をインタビュー形式でまとめた本であるが、生物学以外の科学者にとってもおおいに啓蒙される本である。彼のサイエンスに対する姿勢や哲学には一種の清涼感さえあります。 私が医学生だった時に単行本で読みました。ノーベル医学賞の単独受賞者である利根川進氏を立花隆氏がインタビューし、まとめた本ですが、分子生物学が素人にもわかるように噛み砕いて説明してあり、どのような研究をして利根川氏がノーベル賞を受賞したのかがわかります。同時に、学問とは何かを深く考えさせられる本です。生物学系の学生に特にお勧めの本です。
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