私自身も、長年国家と闇権力について調査してきましたが、中丸さんがこの本で書かれている内容は、ほぼ事実だと確信できましたね。とてもわかりやすいですよ。ただ、多くの人々は真実を知らされて無いため、いきなり読むと作り話しだと思うのでしょうね、知りたい人だけが真実を確信できる貴重な本の一冊ですね。
まぁ、この本の内容がでっち上げとは言わない。ただ、非科学的っていいますか、非論理的な事が多い。かなり著者個人の主観で書かれていて説得力に欠ける。<BR>記されている内容もほとんど知ってたといいますか、たとえばアメリカが日本に与え続ける圧力とか社会人にもなれば一般常識でしょう。中高生の方はちょうど愛国心とか自分のエスニシティーに目覚め始める年頃なんで、結構このような政治本で国の腐敗した部分を垣間見ると、ショック受けるでしょうけど鵜呑みにするのはよしましょう。前文で申し上げたがかなり意見が偏っていて信用する価値は0といっていいでしょう。つうか、日本だけが腐敗してるわけじゃないしね。<BR>ただ、大げさにとらえてる点が利点とも考えられるかも?政治・経済に興味ない人に少しは関心を持たせるにはいいかも。
尊王攘夷思想が荒ぶる幕末において、ひとり開国富国思想を持っていた志士・坂本竜馬。<BR>誰よりも客観的に日本を見て、的確に病巣を見抜いたからこそ、彼は維新という大仕事をやってのけられた。<BR>祖国カナダを離れて日本で暮らすこと十数年という著者のフルフォード氏には、どの日本人よりも客観的に日本を見る目がある。<BR>本書では、そんな著者が、現在の我が国の国家構造の、異常な点を次々にあぶり出し、国民に警鐘を鳴らす。そしてそれらの解決法を検証していく。<BR>共著者の中丸氏も、フルフォード氏につられるように、日本の膿を指摘するのだが、ときに非科学的な論理を展開されるのには閉口する。<BR>とはいえ、現在の大手マスコミの壊滅的状況を考えれば、多くの人に、本書を読んで真実の欠片をつかみ取って欲しい。<BR>ヤクザや政治家や官僚に、やられっぱなしで、口惜しくない人はいないはずだから。