こんなにも自分は無知だったのか、と いまさらながらに確認できます。 世界の常識ともいえる 一神教(ユダヤ教、キリスト教、イスラム教)の世界を日本人の立場から垣間見ることは やはり国際社会に出ていく上で必須の知識だな、と実感させてくれました。 更に、筆者の井沢元彦氏は儒教も宗教のひとつとした上で儒教世界のマイナス面を<P>的確に抉り出しています。 同時に、日本人についても「穢れ」「言霊」思想を挙げ、問題点を指摘しています。 おすすめです。
ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の関係が、<BR>最も興味深い内容でした。<BR>無知な私にとっても分かりやすく説明されていました。<BR>また、大乗仏教・小乗仏教の違いや、<BR>どのような経緯で日本に仏教が輸入されたのかについても<BR>明快に説明されておりました。<BR>世界の紛争を理解するには、宗教について勉強することが<BR>不可欠であると痛感しました。<P>宗教に興味があるけど、よく知らないという方にとって<BR>最適な入門書であると思います。
「世界の宗教と戦争講座」というタイトルだけみると、ちょっとかまえてしまって「難しそうな本だなあ」と手に取るのをためらってしまうかもしれません。<BR>しかし心配無用です。普通の読み物としても十分楽しめます。<P>人間の何気ない生活習慣・行動原理には無意識のうちに宗教の影響を受けているという事を例をあげてわかりやすく解説してくれています。<P>ユダヤ教徒の場合、儒教の国の場合、キリスト教徒の場合、等々。<BR>違う民族と接する際は、彼等の行動原理である宗教を理解しておく事がいかに重要かがわかります。<BR>また、自分自身では意識していませんでしがが、私自身の行動原理もいかに日本的宗教の影響を受けているかも認識しました。<P>勉強にもなったし読み物としても面白かったです。