前作「佐賀のがばいばあちゃん」の続編です。とてもよい話で、はっとさせられることはたくさんあります。ただ、前作と比較するとトーンダウンした感じがします。前作の場合予備知識がないため、驚きも新鮮さを伴っていましたが今作はどうしてもそれが薄まっていると思います。前作に心を動かされ、再現を待ち望んでいたような方ならお勧めできます。悪いわけではありません。この本を読んでいると、自分自身の祖父母を思い出させてくれるのが良いです。明治の日本人の姿じゃないのでしょうか。
確かに良い本ではあると思う。<BR>ただ、1冊目から一気に読んだが、<BR>元々2冊出すつもりはなかったはずなので仕方はないが、<BR>パワーダウンしてしまった感は否めない。<BR>また、時代も前後してしまい、<BR>そこにも多少の読みづらさを感じた。
一作目から、続けざまに、あっというまに読んでしまいました。叔父さんであるアラタちゃんのことや、著者のその後と今の様子が描かれ、一作目の内容を、少し客観的に見ながら解説しているところがあり、著者の親戚一同の様子が、より、よくわかる内容になっています。アラタちゃんを必死で守る著者に、胸温まる内容です。