攻殻の魅力の一つとして君臨し続けるタチコマちゃん。<BR>今回こそはと思い購入したのですが、期待どうりやってくれました。<BR>3話の内、丸々一つがタチコマパラダイスでございます。<BR>それもタチコマ視点ですから、タチコマの考えが流れ込んできて、<BR>ハラハラドキドキもんです。タチコマが好きなあなたはぜひ買うべし。<BR>それに、話も結構わかりやすくてTV版しか知らない私でも十分楽しめました。買って損は無いと思います。
士郎正宗氏原作の「攻殻機動隊」のアニメーション、「STAND ALONE COMPLEX」のオリジナルノベライゼーション。脚本チームに参加した藤崎淳一氏によるものです。<BR>ストーリーとしては公安9課のこなした任務の一つ、といったところ。<BR>『笑い男』事件を彷彿とさせる感のある『目覚ましテロリスト』達。何が少年たちを凶行に走らせるのか。少年たちが叫ぶ「真実の究明」とは何なのか。少年たちをテロにはしらせたモノは一体…?<P>読みやすかったデス。<BR>9課メンバー一人一人に描写がなされていて、ちょっとした整理にもなったし。少佐視点のシーンが多い為、少佐が何を考え何に衝撃をうけたかが見えたりして、少佐が大好きな吾輩としてはちょっと物足りない。<BR>原作・押井監督作品が好きな方にはちょっとわかりやす過ぎて物足りないのではないかな。<BR>その分、わかりやすく疑問をもちやすいところにすぐ説明がなされるので攻殻の入門編とも呼べるかもね。<BR>タチコマの可愛さは十分伝わってきます...vv<BR>第弐作目も要チェックですにゃ。
短編集です。3つの話がからなります。独立した話ではなく、根はつながっています。<P>電脳、ハッキング、ウイルス、義体に関する部分は、比較的抑え目で、<BR>カーチェイス、銃撃戦等が多かった印象です。スピード感もあり、「未来の刑事もの」として、堪能できました。<P>「タチコマ」の稼動も読みどころの1つです。かなりユーモアを撒き散らしています。