本自体のコンセプトはいいのですが、地図自体が極めて見にくいのが難。<BR>また避難場所や、避難経路も載っているのですが、その他のサバイバルポイントの情報が少なすぎると思います。
私たちは、自分たちの住んでいる場所に対して、駅から近いことや店が多いことなどが住みやすい所だと思っていたりする。<P>しかしこの本では従来の地図の目的からは見えてこないものが浮かび上がってくる。駅から近い場所はゴチャゴチャとしていて道幅も狭く、消防車が入りづらい・避難場所まで逃げにくいこともある。逆に駅から遠くて不便な場所は、大きな広場も残っていたり、道幅もゆったりしていたりして安全なこともある。<P>この地図を見てから、自分が出かける際、目的地ごとに必要な危険への心構えをするクセがつきました。
最近の地震のあおりでつい買ってしまいましたが、自分の住む地域の危険度などは知っていますし(↓のホームページに出てます)、<BR>避難場所なども電柱に書いてあってもちろんわかってる。ちょっとこの内容にはがっかりです。この本の場合、他の本と同様、地震時の応対なども出てますが、はっきり言って本が大きすぎて地震が起きたらまったく使えません。大きさもさることながら、内容の面でも『帰宅支援マップ』の方が必要な情報がコンパクトに集約されていておすすめだと思います。