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百鬼夜行抄(7) ( 今 市子 )

「二つの箱」から「夜泣きの桜」まで6編を収載。<P>開おじさんの見合い、飯島蝸牛が途中まで書いた話が絡んだ話、お祖父ちゃんとお祖母ちゃんの出会い、律が青嵐と父の実家に行ったり(誰も父親が本人だと信じてくれない…)、司ちゃんに彼氏(下僕?)が出来たり…。<P>今回も人間と妖怪がうまい具合に絡んでいます。<BR>個人的に司ちゃんの彼氏に辛口な評価をする、律が素敵です。<P>私が好きなのは「鬼の嫁取り」。<BR>律のお祖父ちゃんとお祖母ちゃんが、出会った頃の話。<BR>決してほのぼのではないのですが、お祖母ちゃんのほんわかした性格がいいですね。<BR>「赤間」がお祖父ちゃんにまとわり付くようになるのも、この頃からです。

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