いい本です。<BR>可愛い見た目からはちょっと意外ですが、<BR>統計処理の実用には十分な程度の数学的素養をしっかりとつけてくれる本です。<BR>大学の退屈な統計学の勉強に挫折する前に、だまされたと思って買いましょう。<BR>損はしないと思います。
絵が現代風で親しみやすい。学問系マンガは大体昔風の絵が多いので<BR>堅い雰囲気がでてしまうが、このまんがは、本当に現代風、キャラも<BR>その表情、表現方法等も若者向きで親しみがわきます<P>本の形式としては、8個前後の章に分かれており<BR>その章のほぼ全てをマンガで説明、章末に簡単な練習問題があります<P>内容は、大まかな意味は…といった感じで<BR>算式の「細かな」意味やその証明には触れていません<BR>だからこそ、読みやすくてぽんぽん頭に入ります<BR>正にこれから統計学を学ぶ人、もしくは<BR>挫折して統計学が嫌いになってしまった人向き
統計学を学ぶ上で最初に身につけておくべき統計学的な考え方。これは普通は大学の講義などで学ぶものである。<BR> しかし、そのような機会に恵まれなかった人、ボーッとしていて聞き逃した人は結構多いと思う。<BR> この本はそのような人が統計学を勉強する際の足がかりとなる本だと言える。<BR> 内容的には初歩の初歩である。しかし、重要な概念の解説が随所に存在し、難しい数式などを理解する必要は全く無いので、わかりやすくためになる。<BR> 社会学系についてはわからないが、生物系の人であれば、ビギナー向けの本は粕谷さんが書いている「生物学を学ぶ人のための統計のはなし」や、石井進さんの「生物統計学入門」である。<BR> 最初からこれらの本に挑戦しても良いのだが、途中で酸欠状態になってしまうランナーも意外と多い。<BR> この本を読んでからにすれば、越えなければならない坂道が少しは緩くなるのではないだろうか。