この本を読んで、演奏会等で緊張することが殆どなくなりました。<BR>技術面も役立ちましたが、<BR>メンタル面が特に役立ったように思います。<BR>「緊張は友達」こう思えただけでかなり楽になりました。<BR>弦楽器奏者以外の方も一読の価値はあると思います。
発表会で弓が震えて思うように弾けなかった記憶に悩まされたこと、レッスンで入門書も終わりに進んで来たのに、どうも今まで習ったことが全てできなくなってしまったようなスランプにおちいったことをきっかけに、この本を読んで、自分で認識していた以上に余計な部分に力が入っていたことに気づかされました。(弓の震えも人前で発表する緊張だけではなかったのです。)ここで教えてくれた問題点を紙に書き出し見えるところに貼って、最初は常に自分の構え方、弾き方などを、時々鏡を使ってチェックして、基本を半分以上直せたと思います。しばらくこの本は手放せません。
私はこれをヴァイオリンを習いだして、約1年経った頃に読みました。<BR>ちょうど壁にぶちあたったところだったのですが、これを読んで、ただ闇雲に練習するだけでは解決できないことを学びました。<BR>タイトルには「あがりを克服する」とありますが、基本的なチェックポイント、発想法などとても参考になりました。<P>古今のヴィルトゥーゾが書いた「ヴァイオリン奏法」も名著ですばらしいと思うのですが、初心者にも実感できるシンプルな内容です。