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うろんな客 ( エドワード ゴーリー Edward Gorey 柴田 元幸 )

突然来訪した正体不明の怪しい客。その客に戸惑う家人たち。<BR>とにかくコミカルで、迷惑なんだけど憎めない“うろんな客”の生活は、<BR>ただただ面白いばかり。<BR>さらさら読んでも楽しめるし、イラストと本文をじっくり味わいながら読んでも、<BR>また違った面白みがある。<P>ただし、この本に限っては、柴田氏の訳があまりよくない。<P>「柴田節」過ぎて、原著の雰囲気に入り込む邪魔になっているように思う。<BR>五七五七七にこだわるのも分かるが、もうちょっと、<BR>原書と読者に対して親切であってもいいのではないか。

ハマりました。<BR>「うろんな客」こいつは、無邪気でも無垢でもなく<BR>確信犯としか思えない・・・・<BR>最後にスツールに座っている様子をみて思いました。<P>他のゴーリー作品の中でダントツですね。やっぱり。

これは今はやりのなごみ系でも、脱力系でもないキャラが突然家にやってくるお話です。そのキャラはなんともたとえようのない不思議な生物です。(いや、そもそも生物といえるのかどうか・・・) そして、出来事は五七五七七のリズムにのせ、たんたんと進んでいくのです。不思議な雰囲気にはまったら最後、もう笑うしかありません。<P>これは散文だった原文をうまく訳した翻訳者のうでもあると思います。 大人のための絵本といいましょうか。しゃれのわかる人にはとてもおもしろいプレゼントになるのでは?

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うろんな客&nbsp;&nbsp;&nbsp;風の強いとある冬の晩、館に妙な奴が闖入(ちんにゅう)してきた。そいつは声をかけても応答せず、壁に向かって鼻を押しあて、ただ黙って立つばかり。翌朝からは、大喰らいで皿まで食べる、蓄音機の喇叭(らっぱ)をはずす、眠りながら夜中に徘徊、本を破る、家中のタオルを隠すなどの、奇行の数々。でもどういうわけか、一家はその客を追い出すふうでもない。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;アメリカ生まれの異色のアーティスト、エドワード・ゴーリーによる、1957年初版の人気の絵物語。なんといっても、「うろんな客」の姿形がチャーミングで、忘れがたい。とがった顔に短足。お腹がふくらみ、重心が下にある幼児型が、稚拙な仕草をほうふつさせる。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;この客、傍若無人ながらも憎めないのは、多分、彼が無心に行動するからだろう。たとえば子どもにせよ、ペットにせよ、無垢で無心な存在に、手はかかるけれども案外私たちは救われているのでは。そう思うと、この超然とした招かれざる客には思いあたるふしがある、と深いところで納得させられもするだろう。 <p>&nbsp;&nbsp;&nbsp;白黒の、タッチの強いペン画と、文語調の短歌形式の訳が、古色蒼然としたヴィクトリア風館の雰囲気を、うまく醸し出している。明治時代の翻訳本のようなレトロ感も魅力。原文はゴーリー得意の、脚韻を踏んだ対句形式。どのページの絵も、これまた芝居の名場面のようにピタリときまって、子ども大人共に楽しめる絵本だ。(中村えつこ)
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