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| 闇の夜に
(
ブルーノ・ムナーリ
藤本 和子
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構成は、おおきく3つのパートから成り、夜に散歩する者の視覚を<BR>追体験するような趣向になっています。<P>遠くポツンとひかる灯火の正体は? 朝霧にかすむ草原の先は?<BR>壁画にあふれる洞窟の出口は?<P>ページの穴や紙質を生かした遠近感の演出が見事。<BR> 『ページをめくる=歩く』<BR>という二つの感覚がシンクロする快感を、ぜひ味わってください。<P>原書がでたのは1956年! 当時の読者が感じたであろう<BR>感激は、今でも伝わってきます。 「霧の中のサーカス」と並び非常に人気の高い「闇の夜に」が、ついに日本語版として発刊。<BR>この日本語版はとてもクオリティが高く、イタリア語版と同じ装丁、同じ紙質と非常に凝った作り。日本語も美しくレイアウトされ、オリジナルの美しさが損なわれる事はありません。<BR>何より辞書なしで読めるのがうれしい!
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